アーケオプテリクス・リトグラフィカ(始祖鳥) 恐竜展 パシフィコ横浜

アーケオプテリクス・リトグラフィカ(始祖鳥)

アーケオプテリクスは最古の鳥です。およそ10の骨格化石がドイツ南部から見つかっていますが、この標本は1877年に発見されたもっとも整った化石です。アーケオプテリクスは鳥にはない長い尻尾や歯があるなど、小型肉食恐竜によく似た特徴を持っています。また、骨の内部の構造から、アーケオプテリクスの成長スピードは現在の鳥類よりも遅く、ドロマエオサウルス類などの獣脚類のように成体(大人)になるのに2,3年かかったと考えられています。

2012年08月