ロベルト・カルロス ゴール集15連発

サッカー史に残る世界最高の左サイドバックのひとり。持久力と瞬発力を併せ持ち、その能力を生かし積極果敢なオーバーラップを仕掛けることを得意とする。100メートル走の記録は全盛期は10.00秒、スローイングの距離は58メートルを誇った。強力な左足のキックを持ち味とし「悪魔の左足」の異名をとる。フリーキック時には長い助走を取り、独特のステップからアウトサイドキックで時速165キロを誇るゴールキーパーが反応できないほどの強烈なシュート回転のボールを放ち、特に97年のフランス対ブラジルのプレW杯(現在のコンフェデレーションズカップ)でのアウトサイドキックでのFKは伝説になった。因みに、そのありえない軌道で放たれるボールは科学者達の研究対象にされたこともある。また正確なクロスを上げるのも得意で、高速で強烈なカーブをかけるため、フォワードが合わせるだけで得点になる可能性が高く、ディフェンダーにはオウンゴールしかねないやっかいなボールに変わる。 1995年、アンブロカップ95で対戦した日本代表GK小島伸幸は、正面に飛んできたボールを両拳でガードして左手小指を骨折している。 その強烈なキック力を出すために、「自分の足のサイズより小さいスパイクを履いている」と日本のTV番組で話している。
参照:ウィキペディア(Wikipedia)

2007年05月