Eames Shell Side Chair DSR(イームズシェルサイドチェア)
Vitra社のプラスチックチェアは、1948年MoMAが開催したローコスト家具デザイン国際コンペのためにデザインされたオリジナルをベースに作られています。
当初FRPで製品化されましたが、リサイクルできないという環境的な理由から1993年生産を中止していました。
しかし技術や素材の進歩により、1998年素材をポリプロピレンに変更しオリジナル仕様のまま復刻されたのが現在hhstyle.comで取り扱っているVitra社のシェルチェアです。
そのシンプルで完成度の高いデザインは、オフィス、ホームを問わず、あらゆるシーンに溶け込み、私たちを魅了します。ミッドセンチュリーの代表とも言えるチェアです。
dining side-chair rodと名付けられたこの椅子は、イームズ夫妻の名を永遠にデザイン史に刻み込みました。
プラスティックを一体成型した座面とエッフェルと呼ばれるスチール脚部の組み合わせは、単にシンプルと呼ぶには美しすぎ、その一方で工業製品としての量産性も合わせ持つ完成度の高さが魅力です。
現在ではポリプロピレンを原材料とし、より環境に優しい仕様となっています。
2005年05月