ジネディーヌ・ジダン スーパープレー集

ジネディーヌ・ジダンのプレーは何とも言えないほど華麗です。まるで踊っているかのような優雅なボールキープで試合を支配する様は指揮者を意味する「マエストロ」と評されています。パス、ドリブル、トラップといったボールを扱うテクニックは超一級品で、シュート、フリーキックの精度も高く、ボールコントロールに関しては歴代の名選手の中でも別格。

2002年チャンピオンズリーグ決勝のレバークーゼン戦でのゴールは、彼のテクニック・勝負強さを最も物語っているプレーであり、選手ジダンのハイライトとも言える。1対1の同点で迎えた前半終了間際、ロベルト・カルロスが左サイドから送った山なりのボールを、ペナルティエリアの外から左足でダイレクトボレーシュート。ボールは綺麗な弧を描きゴール左上隅に突き刺さった。サッカー史上最も美しいゴールのひとつと言われるこのボレーが決勝点となり、ジダンはキャリア初のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。

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2007年04月