フクイラプトル・キタダニエンシス 恐竜展 パシフィコ横浜

フクイラプトル・キタダニエンシス

福井県の発掘調査で見つかった肉食恐竜で、2000年に全身骨格が復元され、新種として学名がつけられました。ジュラ紀から白亜紀にかけてのアロサウルス類の進化を知る上でとても重要な恐竜です。2010年の研究では、大きな手のかぎづめや、長い後ろ足などを特徴とする進化型のアロサウルス類(メガラプトル類)ではないかとも考えられています。また、発掘現場の北谷ではフクイラプトルの子供と思われる化石も多数発見されています。

2012年08月